周口店の北京原人遺跡は世界中知られる文化の聖地

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周口店

 

周口店

 
北京市房山区の周口店の北西部に位置する竜骨山は中華民族の祖先である北京原人が暮らしていたところであった。

昔人々はまんじゅうの形をしたこの小さな山で古代の動物化石を漢方薬材として使っていたことを発見した。

漢方医学で動物化石は「竜骨」と呼ばれているため、この山にも「竜骨山」と名付けられたようになった。

1929年に学者である裴文中氏によって北京原人の完全な頭蓋骨が発見された。この発見は世界中にセンセ-ションを巻き起こし、人類の歴史をさらに50万年前にも遡らせたのである。

その後、この一帯で出土した六つの頭骨、15の下顎骨、150の歯および大量の四肢の骨をもとにすすめられた研究や、地質層に対する科学的測定により、北京原人は70~23万年前にこの一帯で暮らしていたという結論が引き出された。

今、周口店の北京原人遺跡は世界じゅう知られる文化の聖地となっている。

1933年に、また竜骨山の頂上にある洞窟の中で1万8000年前の山頂洞人の化石が発見された。

1973年に竜骨山の北東で発見された新洞人の歯の化石は10万年前に北京原人と山頂洞人の間ぐらいの頃にこの一帯に暮らしていた人類の化石である。

竜骨山での発掘作業の中でまた大量の石器、骨器および火を使用した跡など、豊富な考古学的裏付けとなる実物も出土した。特に、磨かれた細くなる骨、歯、石粒でつ作られた「ネックレス」も発見されたため、北京原人はもう獣衣で防寒でき、自分を身ごしらえする意識も持つようになるもっともな証明である。それに、原始芸術の芽生えとも言える。

1987年に周口店古代人類文化遺跡は国連のユネスコによって『世界の文化遺産』に登録され、全人類共有の財産となった。
 
    
 

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